【公式インスタ運用】自動返信でダイレクトメッセージを活用する方法!

多くの消費者がInstagramにアクセスし、友達や家族、お気に入りのブランドと繋がる昨今、消費者がInstagramをはじめとするソーシャルメディアを閲覧する時間は増えています。また、コロナの影響により生活様式が大きく変化する中で消費者の買い物の方法も変化しています。

Instagramには閲覧した投稿から直接買い物ができる「ショップ機能」が追加され、海外ではユーザーが商品認知〜決済までの取引ををInstagramを通して数クリックで購入までを完結できるスキームが定着化しています。日本には現時点でショッピング機能に決済機能までは実装されていませんが、とはいえ、ECサイトとInstagramコミュニティを結びつけることで、ビジネスにとって成長のチャンスにつながるとともに、Instagram内の潜在顧客に対して効果的に商品をアプローチすることが可能になります。

Instagramは多くの潜在的顧客がおり、その顧客の多くが企業やブランドを認知するプラットフォームとしてInstagramに触れているため、今後も企業の公式アカウントの活用は進んでいくでしょう。

さらに、2021年6月にInstagramのMessengerAPIが一部の開発機関に限定して開放されました。

これによりツールを通してよりデジタル接客に特化した機能が利用できる様になり、これまで出来なかったダイレクトメッセージを使った自動返信や顧客管理、キャンペーン運用がより効率よく出来るようになることが期待されます。

今回は、InstagramのMessengerAPI連携を使ったダイレクトメッセージを用いた最新のInstagram活用の可能性について解説します。この機能をうまく使いこなすことで顧客体験の創出や利用満足度向上に繋がるでしょう。

Instagram Direct(ダイレクトメッセージ)とは?

ダイレクトメッセージとはInstagram上のメッセージ機能を使ってアカウント同士で直接メッセージのやりとりができる機能です。

Instagramのアカウントを所持していればお互いがフォロー関係にあってもなくても、ダイレクトメッセージを送信することができ、相手と自分だけのクローズドな環境で会話をすることができます。

ダイレクトメッセージを使用して、1人以上のメンバーにメッセージを送信できます。ダイレクトメッセージでは、以下のものをメッセージとして送信できます。

  • 撮影またはライブラリからアップロードした写真や動画
  • フィードに表示されている投稿
  • 写真と動画
  • Instagramのプロフィール
  • テキスト
  • ハッシュタグ
  • 位置情報を活用した地域

InstagramAPI開放でどんなことが出来る様になったか?

2021年6月3日にInstagramを運営するFacebook社が発表したリリースにより、すべての開発者向けにInstagram用Messenger APIを利用できるようになったと発表がありました。これにより、今まで公開されていなかったAPIを活用することでInstagramのダイレクトメッセージでのボットを使った自動返信や、ツールを活用した顧客管理機能(CRM)として利用できる様になる事が期待されています。

現在このAPIを活用したメッセンジャー機能はフォロワー数が一定の条件を満たした数いるアカウントに限定して利用できるようですが、Facebook社は今後、利用可能なアカウントの規模を拡大し、Instagramでの顧客コミュニケーションを大規模に管理するための新しいツールが提供できる様にすると発表しています。

下記では具体的にInstagram運用者にとってどんな事が出来る様になったのかを説明していきます。

1. DMでチャットボットを使った自動返信が可能

例えば、予め決められたメッセージを自動返信するチャットボットを設置することで、ユーザーから送られたダイレクトメッセージに対して即レスポンスで反応する事が可能です。

2. コメントをくれたユーザー自動返信でメッセージ送信

公式Instagramのフィード投稿にユーザーがコメントを送信したことをトリガーとして、コメントをくれたユーザーとの間にダイレクトメッセージ環境を自動で立ち上げ、特定のメッセージを送ることが可能です。

3. ストーリーメンションしたユーザーへ自動返信でメッセージを送れる

Instagramのストーリー機能には、@メンションという機能を使って他のアカウントに関連したストーリーを投稿する機能があります。自動返信のトリガーには、ユーザーから企業の公式Instagramの@メンションが着いたストーリー投稿が投稿されたことをキッカケにすることも可能です。

「自動返信」と「クイック返信」との違いは?

新規公開されたAPIを使った「自動返信」が「クイック返信」と比べて異なる機能のポイントは、「チャットボットによる自動返信が可能になった」という点です。

Instagramには現在「クイック返信」機能が実装されており、Instagramをコミュニケーションプラットフォームとして活用する方法としてはこの機能を主流として利用していたユーザーも多いかと思います。

この機能を簡単に説明すると、ユーザーが予め決めたショートカットに特定のテキストメッセージを設定しておき手動で送信するという機能ですが、送信するのに人が直接ショートカットキーを入力をする必要があり、手間がかかるという点とすべての顧客のアクションに即レスポンスをするのが難しいという点でデメリットがありました。

Messenger APIを活用した自動返信のツールを使う事により、全ての顧客に迅速かつパーソナライズされた方法で対応が可能になります。これにより公式アカウントを通して顧客と企業との信頼関係を築き、顧客を長期的なブランドのファンにすることが出来ます。

DMへの自動返信機能に期待される効果

 Instagramのカスタマーサービスプラットフォームとして活用

直接顧客とつながる事のでるソーシャル メディア ネットワークを活用してカスタマーサービスを行う利点は、特定の顧客に直接連絡を取り、迅速にアプローチできることです。

今回のAPI解放によってInstagramは顧客とのコミュニケーショプラットフォームとしての役割を飛躍的に担う物となりました。

例えば、ECサイトで顧客が購入した商品のフィードバックの受付先ときInstagramのダイレクメッセージを使えば、顧客はより迅速に意見を伝える事が出来ますし、企業はフィードバックをより効率的に集める事が可能になり、商品開発やサービスの改善など効果的に役立てることができます。

InstagramDMの企業やブランドのプロモーションへの利用

Instagramなどのソーシャルメディアを活用したプラットフォームは、企業のプロモーションやブランドのマーケティングに効果的です。

Facebook社によると個人のInstagram利用者の9割がなんらかの企業アカウントをフォローしているそうです。Instagramは顧客と企業を結ぶ最も身近なメディアの一つになっていると言えます。

特に、新製品や割引オファーなどの情報を発信するのにSNSは有効で、顧客を惹きつけるのにも効果的です。

Instagramは特に写真などのメディアを活活かしたアカウント運用が可能なSNSです。商品イメージやブランドのビジュアルをプロモーションしてファンを増やしている国内企業の公式アカウントも多く、こうしたファン層に向けて、APIメッセンジャーを活用して継続的な商品情報やキャンペーン情報を発信することで潜在層を実際に商品を購入する顕在層へと誘導する為のアプローチにも効果的です。

Instagramで自動返信機能を使う方法

現在InstagramAPIを使って自動返信機能を利用するための要件は次の3つです。

  1. Facebook連携されたInstagram公式アカウントを作る
  2. フォロワー数が〜万人以上(2021年7月現在)
  3. 専用のAPIツールを使う

1.Facebook連携されたInstagram公式アカウントを作る

Instagramには、個人が利用する事を目的としたアカウントと、企業や団体がプロモーションを目的として作成する「プロアカウント」の2種類があります。

メッセージングAPIを利用する場合にはこのプロアカウントを作成する必要があります。

またAPIの使用には、Facebookアカウントとの連携が必要です。企業のFacebookアカウントとInstagramプロアカウントそれぞれを用意し、連携を行います。

2.フォロワー数が1000人以上1万人未満のアカウント

この記事を作成した2021年現在、このメッセンジャーAPIを利用できるInstagramのアカウントにはフォロワー数による制限があります。Facebook社の発表ではこの制限は段階的に緩和されていき、2021年7月よりフォロワー数が1000人以上1万人未満のアカウントを対象とし、第3四半期までにには全てのアカウントを対象に機能が利用できる様になります。

多くの企業によるテストマーケティングが行われる事で、今後ますます使いやすく、便利な機能がアップデートされた機能になっていく事が期待されます。

3.専用のチャットツールを使う

自動返信機能を利用するにはチャットボットの機能を実装したチャットツールを連携させる必要があります。

現時点ではInstagram用のメッセージングはAPIを利用したツール開発はFacebook社によって厳選された開発パートナー企業にのみ許されています。日本国内では、2社のパートナー企業が選定されており、どちらも国内のチャットツール開発のパイオニアとして企業向けのチャット開発と活用における実績で高く評価されている会社です。

↑専用チャットツールを使ったInstagramダイレクトメッセージの管理画面イメージ

InstagramメッセージングAPI機能の特徴は?

メリットは?

InstagramなどのSNSの利点は、プロモーションとマーケティングのため、企業が最も取り組みやすい施策の一つとも言えるでしょう。

しかし、これまで日本のInstagram市場では特定の顧客に直接連絡を取り、迅速にアプローチをする手段としての機能が充実していたかと言えば、他のSNSに比べて充分だったとは言えません。

このAPI連携を使う事で、これまで出来なかった下記の様な効果が期待されます。

  • 顧客からのアクションに瞬発的にリアクションができる
  • ダイレクトメッセージを活用することで潜在層へのアプローチが効果的に行える
  • 顧客管理ツールとしての活用も期待される
  • 顧客とのやりとりをツール内にエビデンスとして残しておける

デメリットや注意点は?

APIを使った自動返信機能を利用する上での注意点は下記が上げられます。

  • フォロワー数による制限がある(段階的に緩和)
  • 専用のツールを利用する必要がある
  • グループスレッド(2名を超える参加者がいるスレッド)には対応しない

運用の際には上記をふまえてが利用することが重要です。

まとめ

今回は、Instagram新規API公開によって使える様になったダイレクトメッセージを活用した機能についてご紹介しました。

2018年にショッピング投稿が利用できるようなり広告としての機能を使って商品訴求をすることができるようになりました。Instagramの投稿を通してユーザーが企業やブランドに接触する機会は増えており、今後ますますダイレクトメッセージの活用が増えていくでしょう。Instagramに投稿された商品をユーザーが認知してから購入するまでの一連の流れが確立され、キャンペーン企画の運用やカスタマーサービスの役割を大きく担う自動返信機能が使える様になった事でInstagramを通した販促活動が企業にとって必ず必要となる未来が訪れるでしょう。

その他、既存のInstagramプロアカウントを活用した運用のポイントについて解説している記事もありますので合わせてご確認ください。

売れるチャットソリューションでECサイトの運用効果を最大化するサービス「ChatSeller」では、Facebook社による厳選がされた企業のみが開発できるチャットツールを使ったInstagramへのチャット導入支援を行なっています。

この機会にInstagram Messenger APIを取り入れてぜひ貴方のビジネスに活かしていただければ幸いです。

ChatSeller

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